クラシックで脳が活性化すると言われる理由

科学的な根拠

脳の構造とその役割

脳は大きく分けると旧脳(旧皮質・古皮質)と脳(新皮質)に分けられます。
それ以外の脳の細かい分析は難しくなるのでここでは控えますが、それぞれの役割を簡単に示すと、旧脳は動物的な欲求、いわゆる食欲・性欲・睡眠欲といった三大欲求を司っています。それに対して新脳はその旧脳の働きを抑制する、より高次な働きをする部分と言えます。

音楽を聴いた時の脳の動きとして、旧脳はリズムを認知し、新脳はハーモニーやメロディを認知すると言われています。すなわち、音楽は旧脳・新脳どちらに対しても刺激を与えるため、脳はより一層活性化されるのです。

同じ音楽でも、その要素によって働きかける脳の部分が異なるとなると、鍛えたい脳の箇所によって、音楽のテイストを変えるといったこともできるかもしれませんね。

神経伝達物質の分泌による脳の活性化

音楽を聴くことで脳が刺激され、体内にはドーパミンが分泌されます。
ドーパミンとは、簡単にいうと幸せをもたらす脳内ホルモンと言われている物質です。ちなみにこの物質は、音楽を聴くだけでなく、運動をしたり、美味しいものを食べることでも増加するとてもハッピーな物質なのです。

ドーパミンが分泌されてポジティブな感情が高まると、更にβエンドルフィンという脳内物質が分泌されます。この物質は喜びを感じたり、痛みを抑えたりする働きがあると言われており、いわゆるランナーズハイのような状態を作り出してくれます。

音楽を聴くことが、結果的に脳の活性化につながり心身ともに健康である状態が作り出せるとなると、病院いらずとまでは言えませんが、ポジティブで健康な毎日が送れそうです。


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